ゴクゴク飲んで、ピカピカ肌で・・・
相方が健康補助食品のネットワークを手掛けている関係で、二人で健康に関する話題になることが多い。
――ゴクゴク飲んで、ピカピカ肌で、ベラベラしゃべって、ザクザクお金が入ってくる・・・
これはアロエジュースのネットワークの大会に出席したときの、あるリーダーのスピーチの一節である。
このユーモアがあふれ弾ける一節が、私の心に強烈な爽やかなパンチの一撃となって食い込んだ。笑いがこみ上げてきて、周りの人たちと一緒にどっと笑ってしまった。会場はしばし笑いのどよめきにあふれたものである。
その内容を分かっていただくためには、少し説明が必要かもしれない。
相方が手掛けるネットワークはFLP社のアロエジュースをはじめとした健康補助食品と化粧品の製品の販売である。
――ゴクゴク飲んで、
はFLP社の主要製品であるアロエジュースを量多く飲むという意味である。アロエジュースは正価1リットル約5900円だから安い商品ではない。但し10リットル買ってFBOの資格をとれば30%割引の1リットル約4000円で買えるようになる。
私はこのアロエジュースを月に5本飲んでいるのだから、ゴクゴク飲んでいるくちに入ると思う。ただ、5本も飲めるのは相方がマネージャーという資格を持っているからである。マネージャーだと約5割引きで1リットルが3000円ちょっとで買えるのだ。これだと5本買っても約15000円で済む。
――ピカピカ肌で、
は艶のある肌、要するにアロエジュースを多く飲んで健康な身体になって、ということである。
私は現在74歳、高齢の域である。小学校時代の男の同級生は15名なのだが、すでにそのうちの8名が鬼籍に入り、存命でも癌をはじめとした病気で同級会では病気や薬の話でもちきりの按配なのだ。中で健康で仕事や趣味で気を吐いているのは私ともう一人だけという有様である。
おかげさまで私は現在チェーンソーを駆使して木を伐採し、それを軽トラで運ぶという肉体労働に明け暮れている。十年来風邪すらひいたことのない健康体である。片や周辺の同年代、年下の世代がバタバタ死んでいくのにである。
もう一人がどんな健康法をやっているか分からないが、私の年齢になったら何らかの健康法か栄養療法をやっていなかったら、病気になるかしわしわ肌のしょぼくれた老人になってしまうのは間違いない。
私が運がよかったのは相方に出会ったことで、自然に栄養療法を実践することになったことである。加えてつきがあったのは、このネットワークは、人生哲学を学ぶ場でもあったことだ。
健康は、心と身体の両方が揃ってはじめて真の健康と言えるだろう。私は相方の影響で哲学の本を読むようになった。20冊ぐらいの本を読み漁るうちに、それまで解決がつかないでいた事柄も解消するに至り、心の安定を得ることが出来たのである。要するに前向きに積極的に生きていくことが肝要だということが分かったということなのだが、いままで感じていた漠とした不安感は払拭されたことは確かだった。
相方は栄養についての知識も豊富で、栄養のバランスの取れた食事を用意してくれる。
――人間の身体は食べたもので出来ているのよ
というのが口癖である。
我が家の生業は農業が主なのだが、作物作りからが身体にいいように、肥料は化学肥料はほとんど使わず、有機肥料を主としているし、農薬は必要最低限というかほとんど使わない。
食べ物がよいのに加えて、食べ物で摂りきれない栄養素はFLP社の健康補助食品で補っているのだから、鬼に金棒である。そして肉体労働だ。これが適度な運動になっていることは確実だろう。心も体も、ともに健康体になったことは間違いない。
さて先に私はアロエジュースを月に5本飲んでいると書いたが、実はその他にもFLP社の、食べる抗生物質といわれるプロポリスを2錠、同じく食べる強壮剤といわれるポーレンを3錠、脳の働きをよくするといわれるアークティックCを3錠、を毎日摂取している。アロエジュースには、血管を若返らせるアルギニンと細胞を活性化させるQ10を加えて飲んでいるし、筋肉をつけるというプロテイン入りのコーヒーを毎日5、6杯は飲んでいるのだ。全部合わせると、月5万円ぐらいかかっているのである。
5万円が高いか安いかは議論の分かれるところだろう。私は安いとは思ってはいないが、片や私と同年代が介護を受けていたり、紙パンツをはいて這って歩いているという話を聞いたりすると、私はバリバリ仕事が出来る健康が保てているのだから有難いし、5万円は惜しくはない、これほどいいことはないと感じているのである。
しかし、これは相方がネットワークを手掛けているからこそ出来ることで、一般の愛用者では不可能かもしれない。
ネットワークの仕事をしていると安く買えると同時に、商品を伝えただけ一定の割合のボーナスが貰えるのだ。月に5万円ものアロエ製品が買える由縁である。
私は若い頃は4回に渡る胃十二指腸潰瘍での入院をはじめ、椎間板ヘルニアで一年余通院治療を受けたり、しょっちゅう風邪をひいて薬を多用していた。要するに、腺病質で華奢な身体だったのだ。それがこの変わりようである。自分でも信じられないぐらいである。
若い頃健康でも年齢とともに衰えていくのが普通だろうに、私の場合はその逆をいっているのだから稀有な例かもしれない。その今の私の状態を形作ってくれた大きな要因の一つに、毎日摂取しているアロエ製品があることは明らかだろう。
さて、冒頭のあるリーダーのスピーチの、
――ゴクゴク飲んで、ピカピカ肌で・・・・
の言葉を私は地でいっているといっていいだろう。
――ベラベラしゃべって、ザクザクお金が入って来る
ベラベラしゃべりは、相方が具現し、多くの方に伝えていることは事実である。
ザクザクお金が入って来るは、まだ目標達成途上ではあるが、いい方向に向かっていることは確かである。
あるリーダーが言わんとしている真の狙いは、本当の健康になるためには愛用者になるだけではなく、アロエを伝える仕事をすべきであるということなのかもしれない。
ネットワークを手掛けて仕事にしている人はアロエ製品を多く摂るから当然健康になるし長続きもする。単なる愛用者の場合は仕事にしている人よりは値段が割高になるから摂取量は少なくなりがちである。摂取量が少なければ当然効用も多くは望めない。だから、長続きせず途中でやめてしまう例も少なくないのである。
ネットワークを仕事にして多くの人に伝えれば健康な人を増やすのだから、世のため人のためになる。健康な人が増えれば医療費が抑制できるのだから、国のためにもなるわけである。
あるリーダーは台湾出身なのでイントネーションが明らかに違い、それがある種の愛嬌となって、親しみやすい雰囲気を醸し出していた。ネットワークの仕事が楽しくて仕方がないという色がそのにこやかな笑顔に表れていたものだった。